趣味がない。

雑談。

意味がある/ないは誰が主語ですか

「それって何の意味があるの?(何のためにやってるの?)」という問いかけを受けるときがある。たいていは自分が好きでやってて、かつお金や評価につながらなそうなことに対して。
「意味がある」という言葉にはどうやら「(他人、社会にとって)意味がある」という暗黙の主語が想定されることが多いようだ。金になる、他人から評価される、褒められるといった要素があるのが前提だ。
では(自分にとって)意味があるのはどんなことか。楽しい、飽きない、成長してると自分で感じるようなことだろう。
ここで他人にとっての意味のある無しと、自分にとっての意味のある無しを組み合わせると4パターンの状態ができる。
  1. 他人に自分ともに意味がある状態。主体的にパフォーマンス高く仕事できてるような感じ。
  2. 他人には意味があるが、自分では意味がない状態。お金のため、イヤイヤでも仕事してるような感じ。
  3. 自分には意味があるが、他人には意味がない状態。趣味、自己満足、妄想など。
  4. 他人にも自分にも意味がない状態。
まっさらな新卒の社会人であれば、まず4からスタートして、2に遷移する。それから1になれるような方法や観点を模索するのが一般的ではなかろうか。ただし、他人や社会での意味のある無しを軸として日々忙殺されると、自分は何が好きで楽しいと思うんだっけ?という声がどんどん聞こえなくなってくる。なにせ自分以外の全てが自分以外の意味の有無について情報を浴びせまくってくるのだ。一対無限、多勢に無勢。なのでいざ2から1に行くのはなかなかに苦労する。
そこで4から3にいって1に行く経路がいいんじゃないかと考える。まずは自分の嗜好、楽しいこと、労を厭わずできることが何か探り出し、それをせっせと磨く。か弱いかすかな自分の声を復権させるように。その意味を他人や社会にも有意となるようアレンジしてあげれば、楽しく仕事にもたちむかえるはず。

「それって意味あるの?」というぶしつけな問いには「自分にとって意味があるからいいの!あなたには届かないけど、届く人やモノにとってはすごくいいからコレ!まあ届かなくても俺楽しいからほっといて!」と心の中で返してるのです。私。

ランニングと資産運用の似てるところ

年初からランニングを始めて5か月ほどたったが、資産運用と似てるところがいくつかあるなあ、と思い簡単にまとめてみることにする。若干こじつけとなるがご容赦を。

自分にあったレベルの練習をしないとケガ(損失)をする

少し真面目に走っているランナーであれば、ただのジョグだけでなく、インターバル走、ペース走、ビルドアップ走、坂道ダッシュなど強度の高い練習を試みることになるだろう。そこで筋力、柔軟性がそのレベルに達してないと高い確率でケガにつながる。
資産運用で例えるとこんな感じかと。

ジョグ、LSD:低リスクの国債、地方債、金銭信託などで損失(ケガ)しにくいが利益(走力アップ)は少しだけ。
インターバル走:高リスクの株、FXなど。大きく利益がでる可能性があるが、損失(ケガ)と隣り合わせ。

運用経験ゼロなのに、株やFXに全力投資して退場するのは、走り始めて間もないのに、長距離ハイスピードに挑戦してヒザを痛めて走るのを断念したランナーに似ている。

一度にドンと練習するのではなく、頻度よくこまめに練習するほうがパフォーマンスがあがる

週末だけいっぱい走って、平日は忙しいから走らないランナーもいるが、なかなか走力は伸びないだろう。投資に関しても元手があるからといって、最初から全額投資すると損失を被る可能性が高い。頻度よくというか、買うタイミングを時間分散させることで、トータルのパフォーマンスは向上できる。投資信託の積み立てはこの理論に基づく仕組みだ。

週末だけドカンと走って、ケガしたりするのは、退職金で銀行の言うがままに全額高リスク投信を買い付けて損するのに似ている。

様々なタイプの練習(資産クラス)を組み合わせないとパフォーマンスがあがらない

マラソンの練習にはおおまかに、速く走るための練習と、長く走るための練習の2パターンがある。フルマラソンを4時間、3時間切って走りきるためにはもちろん両方の練習が必要になるが、長く走ることばかり繰り返してスピード不足となったり、スピードの練習ばかりしてレース後半失速して結局タイムが伸び悩むというケースがある。
資産運用も株だけやるとリターンは大きいがリスクも大きいし、債券だけでは大きなリターンは望めない。適切な資産クラス(株、債券、REIT‥)の組み合わせでポートフォリオを組むべきだが、この割合は1人1人違っていることに注意。
同じ30歳男性でもまるで運動したことない人と体育会系の部活していた人ではランニングメニューが違うのに似ている。

まとめ

  • 自分のレベルにあった投資を少額からスタートすること
  • まとまった元手があっても時間分散して投資すること
  • 複数のタイプの資産クラスに投資すること

記事を書いてから楽天証券にも似たようなコラムが見つけたのでリンクしときます。よいランニング&投資ライフを!

ランニングは排泄行為

汗は言わずもがな走るとでるが、便通も良くなる。走ると小刻みに内蔵を揺らし続けるので、便が下へ下へと下りてくるイメージ。冬の早朝のロング走で、めっちゃ腹が痛くなって泣きながらトイレを探したこともあったな‥。
物理的な排泄はこのくらいにして、精神的にも排泄(排出)がランニング中起こってると感じる。走っていると、家族のこと仕事のこと過去未来など頭の中に溜まっていた思考が流れ出して、結論づけや整理などされないまま、走り去った道ばたに落ちていっている。アウトプットなんてカッコいいものではなく、文字通り排泄である。
思考が排泄されきって、シャワーを浴びて、清潔なパンツを履けば新たな思考が入ってくるスペースが生まれている。本当は食事と排泄のように、情報や思考もきっちりインプットとアウトプットが交通整理されてればいいのに、不要なものも含めてインプットが多すぎるので、排泄しないとやってられない。
代替行為として、酒を飲むとかもあるが、思考が酒で熟成・変性して滞留するケースもあるので注意が必要。
とかく、辛い朝でも走るといいことあるよね、と自分に言い聞かせて日々走るのであった。

キンシオと水曜どうでしょうの比較

テレビ神奈川TVKの街歩き番組に「キンシオ」という番組がある。イラストレーター キンシオタニがディレクターとフワッとした会話をしながら、「食べものの地名の旅」「なんでもない街道をゆく」などのやんわりしたテーマに沿ってロケする番組である。
手持ちカメラで撮影しつつディレクターと話しながらロケする、とい点からは、いまや地方各局で再放送されまくる「水曜どうでしょう」が頭に浮かぶが、似てる点違う点を少しあげてみる。

ディレクターの参加度、温度感が違う

水曜どうでしょうは出演している大泉洋、ミスター鈴井貴之をはるかに上回るデカい声で、しゃべりガハハと笑う藤村ディレクターがコンテンツのポイントとなっている。ぐいぐい企画進行もトークもこなしていき、その強引さに大泉洋が辟易しボヤくまでがお約束だ。
かたやキンシオの重富Pは極力喋らない。キンシオが「前回どこ行ったっけ」「この地名の由来はなーんだ」とかふったときにぼんやりめに返す程度である。キンシオが「これ凄くない?」「いい旅だったー」と問いかけているのはロケ現場では限りなく重Pなのだけど、視聴者も重Pにほぼなりきって一緒に旅してる感が演出されるのだが、それが押し付けがましくならないゆるい温度感、心地良さは重Pのあいまいな回答や編集のなせる技なのだろう。

でも何でもない素材を楽しませようという気持ちは一緒

水曜どうでしょうの藤やんが、「ロケに出る前は不安で、ちょっとでも面白くしようと皆必死だった」と答えている記事を見かけた。ネタがなければ、夜中に突撃して「腹を割って話そう」と風邪の大泉洋を詰問せざるをえないのがよく分かる。
キンシオにしても、雨が降ってほとんど歩かなかったり、店も人もほとんどないような場所でも、マンホールの柄や、道路の勾配などを楽しみ、トークして一本にまとめるのは凄いなあと思っている。

とんこつのどうでしょう、塩のキンシオ

うまくまとまらないので、直接ガハハと笑えるとんこつ味の水曜どうでしょうと、見終わってほっこりニヤニヤできる塩味のキンシオ、どっちも楽しいよ、ということでおしまい。

心臓マッサージに合う曲

ふとした瞬間にビージーズの名曲、ステイ・アライブをwikipediaで検索してみた。言わずと知れた映画サタデーナイトフィーバーの曲だ。
そこのサブ項目に「ステイン・アライブと胸骨圧迫」という記載を発見した。大人の心臓マッサージはBPM100(1分あたりのビート数)が適当だと言われるが、ちょうどこの曲がBPM103くらいなので、この曲を思い出しながら心臓マッサージをせよとある。
確かに歌詞もstayin aliveだし、と思ったが更に記載があり、ドラえもんのテーマやアンパンマンのマーチも同じくらいとあるではないか。
空を自由にとびたいな、なんて言ってて天国(そら)に召されるかもしれないし、何のために生まれて何をして喜ぶ、なんて死にそうな人を目の前に詰問するのはどうかと。。
ともかく車の免許以来、救急講習とかうけてないので、お近くの消防署、防災センターで実施している講習を受けるといざという時役立つかと。幼児の対処からAEDの使い方まで一通り習えたりするらしい(妻談)

クレディセゾン ポイント運用サービスの仕組みと推察

クレジットカード大手のクレディセゾンが永久不滅ポイントを投信に連動させるポイント運用サービスを昨年スタートした。

金融サービスの片隅で仕事する身としてなかなか興味深いな、と思って調べてみると、リリースから一ヶ月で利用者一万人で1700万ポイント(8500万円相当)が運用されてるようだ。

http://corporate.saisoncard.co.jp/wr_html/news_data/avmqks0000009brl-att/20170113_Release.pdf

最近の日経の記事だと五月下旬で4万人利用とあるので3億ちょっとは投資されてるとみてよさそう。
 
このサービスはセゾンが出資しているマネックスセゾンバンガード投資顧問が運用しているETFを組み合わせた「低コストな」ラップファンドに連動してポイントが増減する。実際の規約には運用サービスに移管したポイント相当額をセゾンが自己資金で買い付けるため、カード利用者にはファンドの各種権利は発生しないし投信口座開設も不要となっている。

https://www2.uccard.co.jp/aqfpoint/unyou/pdf/kiyaku.pdf

さてその連動するラップファンドの状況を見ると1番資産残高が多いEコースで6億弱で、コース全体でも16億ちょっと。ノムラップが1コース200億とかに比べるとスズメの涙レベルの運用額である。
 
「出資してラップファンド作ったけど、イマイチ伸びねえなあ」
「そうだ!セゾンポイントをぶちこもう。ポイント分は自己資金の引当金があるし。フヒヒ」
みたいなやりとりがあったかは定かではない。
 
ともかく総運用資産額の2割近くがセゾンポイント運用サービスを占めてるファンドというのはねえ‥。
資産額推移のグラフを見ると、ポイント運用サービス開始後の12月以降モリモリ伸びてるのが見てとれる。
余談だが、ポイント運用サービスはAコースとHコースのいずれかに連動する2コースから選ぶようになっているが、どのコースも一律資産が伸びているので、運用割合から按分して各コースに資金を振り分けているようだ。
 
個人的には色んなポイントが運用できるようになると楽しいかな、と思い調べてみたものの、自社のポイントを自分の息のかかったファンドの穴埋めに使うみたいなインセンティブがないとワザワザやらないよなーという事情が見えたという結果になった。ポイント発行してる銀行が銀行出資のファンド(横浜銀行のスカイオーシャンとか)で似たことができるかもしれないけどポイントの残高がないからコスト負けしちゃうかな。また他の動向も見てみようー
 

満員電車でクックパッド株主とユーザの対話

「‥それでブックマークがいっぱいでね。そうなのよ。でもクックパッドのレシピばかりで‥」
朝の満員電車で、老婦人が友人との会話にひと段落つけたところだった。

ちょっとよろしいでしょうかクックパッドを使ってるとお話ししていたようですが、使い勝手はどうですか」
知り合いではなさそうな少し高齢の男性が声をかけた。
「実はクックパッドの株主なのですが、ネットをあまりやらないものでして‥他にも似たようなものがありますが、サービスとしてはどうなんでしょう。最近社長も変わって‥云々」
「普通ですよ、楽しく使わせてもらっています」
老婦人は訝ることもなく淡々と答えていた。

自分がその会社の商品やサービスを使わないけど、株主だという個人投資家は山ほどいる。でも見知らぬ人に利用者としてのユーザビリティをヒアリングするとはなかなかである。経験上エンドユーザーの評判が最終的に株価にはねると考えてるのかもしれない。
その会社のサービスや商品に興味を持ち、自分で納得できる情報を得て、売買を判断する。本来あるべき株主の行動の一端を見た気がする。
ITやゲーム、SNS系の企業は説明会とあわせて株主と利用者を懇談させるフェアとか開いたら、サービスの実際の評判が株主にわかってよいかもと思った。赤裸々に分かると困る会社も多そうだけど。