趣味がない。

雑談。

本の詩集の下半分

谷川俊太郎の詩集を読んでいる。詩の一行は短く下半分は主に空っぽだ。こんなにスペースがあるのだから二段組にしたらと思ったが、詩集らしさが消えてしまう。 詩集に必要なのは空白だ。スッと息を吐いて味わうためのスキマなのだ。紙面のムダがぎゅうぎゅう…

おもちゃ売り場での親の作法

休日のおもちゃ売り場は戦場だ。色んな子供たちと親がおもちゃのサンプルを奪い合う仁義なき闘い。くたびれた表情でスマホを覗き込む親が多いが、最低限これは気をつけようと思ってることを列挙する。 目を離さない ヨチヨチならともかく、2歳超えたあたりか…

歌手でもないのに、のどぬーるスプレー

歌手のコマネザワくんでもないのに、最初のどぬーるスプレーをスキあらばシュッシュッしている。 ちょっとのどが痛い、熱っぽい、これから30分しゃべる、気分転換、シュッシュッシュッ。 今シーズン本格的な風邪をひいていないのはそのおかげかはわからない…

冷水シャワーで交代浴

サウナ愛好家では、サウナで暖まったあと水風呂に入って神経を整える「交代浴」はよく知られたワザだ。自分の家の風呂に入ってもすぐ身体が冷えちゃう…という人には、水風呂をシャワーでまかなう方法をオススメしたい。 やり方は簡単。お風呂で十分に暖まっ…

球技経験と自動車運転センスの関係

自動車を運転するときには、複数の物や人に注意を払わなくてはいけないことが多い。この動作が得意な人と苦手な人で運転の上手い下手、苦手意識の有無がけっこう決まるんではと思っている。 ところで球技、特にチームで行うものについては複数の物の認識が欠…

僕は本のカバーをかけない。

丸善に行って本を3冊買った。エッセイ2冊に詩集が1冊。 「カバーをおかけしますか」「結構です」 僕は本を買うときカバーをかけない。カバーをかけるのは、きっと本を汚したくないかタイトルを他人に見られたくない人だろう。 本は心のビタミンで、食べたら…

車内広告のブラックアウトと危機感

ほんの30秒ほどだったろうか。ある都内の私鉄に乗っているときに、車内広告のビジョンが真っ暗になった。他の照明や運転状況は何も変わらず、車掌のアナウンスもそのまま。すっぽりとそこだけ機能を停止して、誰も気にしていないようだ。 ディザスタームービ…

初マラソンで足の甲がヤラれた件

先日初マラソンを走ってきた。天気は上々で体調も悪くなかったが、いかんせん練習不足。8月は暑くてサボり、10月は台風でサボり、半年以上一度に20キロ超えの走り込みなし。 もはや完走が目標だと思いレースをスタート。15キロくらいまでは大勢に紛れて雰囲…

クロカンコースを走るのは地面との対話

今朝は河川敷のクロカンコース(というか不整地)を10キロジョギング。舗装された道を走ると、体調、フォーム、呼吸などの自分との対話が主となるが、クロカンコースでは地面との対話の比重が大きくあがる。芝生はふかふかしてるなあ。砂利だと踏ん張りがき…

意味がある/ないは誰が主語ですか

「それって何の意味があるの?(何のためにやってるの?)」という問いかけを受けるときがある。たいていは自分が好きでやってて、かつお金や評価につながらなそうなことに対して。「意味がある」という言葉にはどうやら「(他人、社会にとって)意味がある…

ランニングと資産運用の似てるところ

年初からランニングを始めて5か月ほどたったが、資産運用と似てるところがいくつかあるなあ、と思い簡単にまとめてみることにする。若干こじつけとなるがご容赦を。自分にあったレベルの練習をしないとケガ(損失)をする少し真面目に走っているランナーであ…

ランニングは排泄行為

汗は言わずもがな走るとでるが、便通も良くなる。走ると小刻みに内蔵を揺らし続けるので、便が下へ下へと下りてくるイメージ。冬の早朝のロング走で、めっちゃ腹が痛くなって泣きながらトイレを探したこともあったな‥。物理的な排泄はこのくらいにして、精神…

キンシオと水曜どうでしょうの比較

テレビ神奈川TVKの街歩き番組に「キンシオ」という番組がある。イラストレーター キンシオタニがディレクターとフワッとした会話をしながら、「食べものの地名の旅」「なんでもない街道をゆく」などのやんわりしたテーマに沿ってロケする番組である。 「キン…

心臓マッサージに合う曲

ふとした瞬間にビージーズの名曲、ステイ・アライブをwikipediaで検索してみた。言わずと知れた映画サタデーナイトフィーバーの曲だ。そこのサブ項目に「ステイン・アライブと胸骨圧迫」という記載を発見した。大人の心臓マッサージはBPM100(1分あたりのビ…

クレディセゾン ポイント運用サービスの仕組みと推察

クレジットカード大手のクレディセゾンが永久不滅ポイントを投信に連動させるポイント運用サービスを昨年スタートした。 永久不滅ポイント運用サービス|クレジットカードは永久不滅ポイントのセゾンカード 金融サービスの片隅で仕事する身としてなかなか興…

満員電車でクックパッド株主とユーザの対話

「‥それでブックマークがいっぱいでね。そうなのよ。でもクックパッドのレシピばかりで‥」朝の満員電車で、老婦人が友人との会話にひと段落つけたところだった。「ちょっとよろしいでしょうか。クックパッドを使ってるとお話ししていたようですが、使い勝手…

ランニングは積み木を積むのに似ている

ランニングは積み木を積むのに似ている。自分の持久力やスピードに合わせて色んなトレーニングを組み合わせて、脚力を伸ばすのは、積み木を積み上げて高く大きいなにかを作り出してるようだ。積み木が高く大きくなるにつれ、新しい積み木を上に乗せることに…

飲んだ後のラーメンは胃袋の筋トレ

最近ランニングを始めて使ってない筋肉や機能てすぐ衰えていくのだな、と実感している。デスクワークで座りっぱなしだとハムストリング(ももの裏)が固まって、うまく動かないし、ランニングにかまけて腕立てふせしてなかったから、どんどん胸板がペラペラ…

走る雲の影を追い越せたらウサインボルト越え

雲の影のスピードを考えるに、太陽の位置が短時間であまり変わらないとすると、雲の影と雲そのもののスピードはほぼ一緒と仮定できる。全国こども電話相談室[いきもの]上記子供相談室の回答から雲のスピードは時速40-50kmてことなので、100mを7.2-9秒くらい…

走れるカラダから走りたいカラダへ

なんともできの悪いスポーツクラブのキャッチコピーみたいなタイトルをつけてしまった。新年から無理しない程度にランニングを始めて、こないだ初めてハーフマラソンにでた。もうすんごい苦しいし緊張で最初からずっとオシッコ行きたかったけど2時間少しで無…

小雨の時に傘をささない勇気

朝起きたら雨が降っている。でももうすぐやみそうな微かな雨。駅までの道には人影も少なく、傘をささずに歩いている人を見かけたので、自分もそれにならい歩き出す。駅が近づくにつれて歩く人も増えていくが、どうやら傘をさしている人の割合の方が多そうだ…

頑張ってを越えるlet it be

あなたのありのままでいいよ、ということのなんと難しいことか。アナと雪の女王を見ながら、大きな声で「ありのままのー」と歌った人たちは、今どのくらいありのままでいられるだろう。自己肯定感を幼少期に育めなかった人は、他者に肯定されることや、過剰…

0か1かしか見えない人にグラデーションを見せる

会社に行くか行かないか、目標に向かって頑張るか頑張らないか、他人と同質であるか全くのオリジナルであるか。色んな場面でゼロイチで悩む場面は多い。ただ悩むことや選んだ極端な結果で苦しんでしまう人には周りが、0.1〜0.9のグラデーションの価値観や世…

カレンダーとシールで三日坊主を卒業

小さい頃からコツコツ物事を続けるのが苦手だった。テスト勉強は一週間ないし三日前くらいから、ガーッと詰め込んで、テスト後キレイさっぱり忘れる、短期記憶依存型の学生だった。大人になっても、性格が変わることはなく、時間が捻出できないという言い訳…

東京の月明かりでも影はできる

新年始まってから朝少しだけ走っている。5時半スタート6時ゴールの5キロ弱。今の時期、日の出よりもかなり早いので、ほぼ真っ暗である。何年か前に買った黒いジャージの上下と軍手、LEDライトといういでたちで今朝も家をでた。しばらく走って、いつもの河…

負けないことの強さ

負けない投資という話があったので、負けないことが、強いあるいは大事であるということについて書く。成功者は失敗するが、負けてなかった成功した起業家の本をパラパラめくると、たいてい苦労談やピンチがあり、それを乗り越えて糧にして大きく成功したと…

柱を蹴った男

ある混み合った地下鉄の乗り換え駅のこと。乗り換えるホームに向かうと、その男が歩いていた。くたびれた黒いパンツにユニクロの薄いダウンをまとい、フリースのネットウォーマーからは調節用ゴム紐が飛び出している。ガン。ホームの階段に向かうルート上に…

人ごみを横切るときのコツ

スクランブル交差点や、混み合う駅の構内などを突っ切るときは、人にぶつからないよう気を使うのでとても疲れる。真正面からきた相手と同じ方向に避けあって、気まずい想いをするのも嫌だ。そんなときは、同じ方向に向かうブロッカーについていくことをオス…

冬の空気の匂いについて

冬の空気の匂いが好きだ。よどんだ空気の電車を降りて、駅の改札をでて、風邪予防のマスクをとれば、新鮮な冷たい空気を味わえる。鼻から息を吸い込めば、空気の冷たさが、おでこや後頭部の温度を少しだけ下げて、すっきりさせる効果がある。夏は暑く湿っぽ…

「頑張る」という言葉が嫌いだ

頑なに張りつめることのリスク 誰かに「頑張れ」ということは、「(自分から見て)君はフニャフニャと力が入っていないから、もっとカッチカチに力こめてやれ」の言い換えのケースがままある。身も心もカッチカチに張りつめると、一時的にパフォーマンスが向…