趣味がない。

雑談。

職業の道楽化

人生の最大幸福はその職業の道楽化にある。 富も名誉も美衣美食も、職業道楽の愉快さには遠く及ばない。
上記の言葉を残したのは、本多静六という人である。詳しくはWikipediaに譲るが、日比谷公園作った「日本の公園の父」で、給料の四分の一を貯蓄、株式投資して、100億くらい財をなしたけど、贅沢せず、ほとんど寄付した人らしい。

高杉晋作の「おもしろき こともなき世をおもしろく」に近いものを感じるフレーズ。道楽化ていう響きがいい感じ。
本多さんは職業の道楽化のためには勉強して努力せよ、と説いているが、自分でやる場合にはプロセスに分けてこう進めたい。
  1. 自分の職業のタスク、ミッションを楽しめる部分と楽しめない部分に分解する
  2. 楽しめない部分から遠ざかる、あるいは人手をかけなくて済むように標準化、ルーチン化する
  3. 楽しめる部分をもっと楽しくするにはどうすればいいか考える(ここで勉強が必要そう)
  4. 楽しくするための行動の仲間を職場で見つけて自分を盛り上げる
だいたい難しいのが2と4。2をクリアしないと3以降の体力を捻出できないし、4がないと心が折れたり反対する人に潰される。「何仕事に関係ないことやってんだ」的なやつで。
道楽をやるための、遊び心の火を自分と職場にうまく着火できて、またその結果をブログのネタにできたらいいなあ。