趣味がない。

雑談。

キンシオと水曜どうでしょうの比較

テレビ神奈川TVKの街歩き番組に「キンシオ」という番組がある。イラストレーター キンシオタニがディレクターとフワッとした会話をしながら、「食べものの地名の旅」「なんでもない街道をゆく」などのやんわりしたテーマに沿ってロケする番組である。
手持ちカメラで撮影しつつディレクターと話しながらロケする、とい点からは、いまや地方各局で再放送されまくる「水曜どうでしょう」が頭に浮かぶが、似てる点違う点を少しあげてみる。

ディレクターの参加度、温度感が違う

水曜どうでしょうは出演している大泉洋、ミスター鈴井貴之をはるかに上回るデカい声で、しゃべりガハハと笑う藤村ディレクターがコンテンツのポイントとなっている。ぐいぐい企画進行もトークもこなしていき、その強引さに大泉洋が辟易しボヤくまでがお約束だ。
かたやキンシオの重富Pは極力喋らない。キンシオが「前回どこ行ったっけ」「この地名の由来はなーんだ」とかふったときにぼんやりめに返す程度である。キンシオが「これ凄くない?」「いい旅だったー」と問いかけているのはロケ現場では限りなく重Pなのだけど、視聴者も重Pにほぼなりきって一緒に旅してる感が演出されるのだが、それが押し付けがましくならないゆるい温度感、心地良さは重Pのあいまいな回答や編集のなせる技なのだろう。

でも何でもない素材を楽しませようという気持ちは一緒

水曜どうでしょうの藤やんが、「ロケに出る前は不安で、ちょっとでも面白くしようと皆必死だった」と答えている記事を見かけた。ネタがなければ、夜中に突撃して「腹を割って話そう」と風邪の大泉洋を詰問せざるをえないのがよく分かる。
キンシオにしても、雨が降ってほとんど歩かなかったり、店も人もほとんどないような場所でも、マンホールの柄や、道路の勾配などを楽しみ、トークして一本にまとめるのは凄いなあと思っている。

とんこつのどうでしょう、塩のキンシオ

うまくまとまらないので、直接ガハハと笑えるとんこつ味の水曜どうでしょうと、見終わってほっこりニヤニヤできる塩味のキンシオ、どっちも楽しいよ、ということでおしまい。