趣味がない。

雑談。

ランニングと資産運用の似てるところ

年初からランニングを始めて5か月ほどたったが、資産運用と似てるところがいくつかあるなあ、と思い簡単にまとめてみることにする。若干こじつけとなるがご容赦を。

自分にあったレベルの練習をしないとケガ(損失)をする

少し真面目に走っているランナーであれば、ただのジョグだけでなく、インターバル走、ペース走、ビルドアップ走、坂道ダッシュなど強度の高い練習を試みることになるだろう。そこで筋力、柔軟性がそのレベルに達してないと高い確率でケガにつながる。
資産運用で例えるとこんな感じかと。

ジョグ、LSD:低リスクの国債、地方債、金銭信託などで損失(ケガ)しにくいが利益(走力アップ)は少しだけ。
インターバル走:高リスクの株、FXなど。大きく利益がでる可能性があるが、損失(ケガ)と隣り合わせ。

運用経験ゼロなのに、株やFXに全力投資して退場するのは、走り始めて間もないのに、長距離ハイスピードに挑戦してヒザを痛めて走るのを断念したランナーに似ている。

一度にドンと練習するのではなく、頻度よくこまめに練習するほうがパフォーマンスがあがる

週末だけいっぱい走って、平日は忙しいから走らないランナーもいるが、なかなか走力は伸びないだろう。投資に関しても元手があるからといって、最初から全額投資すると損失を被る可能性が高い。頻度よくというか、買うタイミングを時間分散させることで、トータルのパフォーマンスは向上できる。投資信託の積み立てはこの理論に基づく仕組みだ。

週末だけドカンと走って、ケガしたりするのは、退職金で銀行の言うがままに全額高リスク投信を買い付けて損するのに似ている。

様々なタイプの練習(資産クラス)を組み合わせないとパフォーマンスがあがらない

マラソンの練習にはおおまかに、速く走るための練習と、長く走るための練習の2パターンがある。フルマラソンを4時間、3時間切って走りきるためにはもちろん両方の練習が必要になるが、長く走ることばかり繰り返してスピード不足となったり、スピードの練習ばかりしてレース後半失速して結局タイムが伸び悩むというケースがある。
資産運用も株だけやるとリターンは大きいがリスクも大きいし、債券だけでは大きなリターンは望めない。適切な資産クラス(株、債券、REIT‥)の組み合わせでポートフォリオを組むべきだが、この割合は1人1人違っていることに注意。
同じ30歳男性でもまるで運動したことない人と体育会系の部活していた人ではランニングメニューが違うのに似ている。

まとめ

  • 自分のレベルにあった投資を少額からスタートすること
  • まとまった元手があっても時間分散して投資すること
  • 複数のタイプの資産クラスに投資すること

記事を書いてから楽天証券にも似たようなコラムが見つけたのでリンクしときます。よいランニング&投資ライフを!