趣味がない。

雑談。

クレディセゾン ポイント運用サービスの仕組みと推察

クレジットカード大手のクレディセゾンが永久不滅ポイントを投信に連動させるポイント運用サービスを昨年スタートした。

金融サービスの片隅で仕事する身としてなかなか興味深いな、と思って調べてみると、リリースから一ヶ月で利用者一万人で1700万ポイント(8500万円相当)が運用されてるようだ。

http://corporate.saisoncard.co.jp/wr_html/news_data/avmqks0000009brl-att/20170113_Release.pdf

最近の日経の記事だと五月下旬で4万人利用とあるので3億ちょっとは投資されてるとみてよさそう。
 
このサービスはセゾンが出資しているマネックスセゾンバンガード投資顧問が運用しているETFを組み合わせた「低コストな」ラップファンドに連動してポイントが増減する。実際の規約には運用サービスに移管したポイント相当額をセゾンが自己資金で買い付けるため、カード利用者にはファンドの各種権利は発生しないし投信口座開設も不要となっている。

https://www2.uccard.co.jp/aqfpoint/unyou/pdf/kiyaku.pdf

さてその連動するラップファンドの状況を見ると1番資産残高が多いEコースで6億弱で、コース全体でも16億ちょっと。ノムラップが1コース200億とかに比べるとスズメの涙レベルの運用額である。
 
「出資してラップファンド作ったけど、イマイチ伸びねえなあ」
「そうだ!セゾンポイントをぶちこもう。ポイント分は自己資金の引当金があるし。フヒヒ」
みたいなやりとりがあったかは定かではない。
 
ともかく総運用資産額の2割近くがセゾンポイント運用サービスを占めてるファンドというのはねえ‥。
資産額推移のグラフを見ると、ポイント運用サービス開始後の12月以降モリモリ伸びてるのが見てとれる。
余談だが、ポイント運用サービスはAコースとHコースのいずれかに連動する2コースから選ぶようになっているが、どのコースも一律資産が伸びているので、運用割合から按分して各コースに資金を振り分けているようだ。
 
個人的には色んなポイントが運用できるようになると楽しいかな、と思い調べてみたものの、自社のポイントを自分の息のかかったファンドの穴埋めに使うみたいなインセンティブがないとワザワザやらないよなーという事情が見えたという結果になった。ポイント発行してる銀行が銀行出資のファンド(横浜銀行のスカイオーシャンとか)で似たことができるかもしれないけどポイントの残高がないからコスト負けしちゃうかな。また他の動向も見てみようー